【2月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は240万8243人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億907万4730人の感染が確認され、少なくとも6687万2700人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 15日には世界全体で新たに6743人の死亡と27万8225人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1009人。次いでスペイン(702人)、ブラジルおよびドイツ(528人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに48万6332人が死亡、2769万4647人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は23万9773人、感染者数は986万6710人。以降はメキシコ(死者17万4657人、感染者199万5892人)、インド(死者15万5813人、感染者1092万5710人)、英国(死者11万7396人、感染者404万7843人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの187人。次いでスロベニア(179人)、英国(173人)、チェコ(172人)、イタリア(155人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が80万7971人(感染3568万6022人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が64万2657人(感染2021万9831人)、米国・カナダが50万7641人(感染2852万1174人)、アジアが24万8948人(感染1572万7936人)、中東が10万1134人(感染512万4728人)、アフリカが9万8946人(感染376万3136人)、オセアニアが946人(感染3万1910人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP