【2月17日 Xinhua News】中国河北省(Hebei)邯鄲市(Handan)磁県の太行孔雀谷風景区で春節(旧正月、Lunar New Year)期間中、民間伝統技能「打鉄花」の華麗なパフォーマンスが披露され、真っ赤な火花が空を彩る圧巻の光景が人々を楽しませた。

「打鉄花」は、春秋戦国時代までさかのぼる悠久の歴史を持つ。かつては、職人が液体状に溶けた鉄を空中や壁に向かってまくという方法で、空一面に舞い散る火花が「鉄の花」を形作っていたが、ここ数年、同県の「打鉄花」技能は改良を重ねている。新しい金属粉を導入したほか、溶けた鉄を機械でまく「機械打ち」の方法も新たに考案し、パフォーマンスの観賞価値を高めただけでなく、伝統技能の環境への配慮と安全性を確保している。(c)Xinhua News/AFPBB News