【2月16日 AFP】イングランド・プレミアリーグは15日、第24節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)はティモ・ヴェルナー(Timo Werner)がリーグ戦で久々の得点を挙げるなどし、2-0でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)を下して4位に浮上した。

 トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督の下で復活したチェルシーは、ヴェルナーがオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)の先制点をお膳立てすると、さらに前半終了間際に自ら得点を決めた。

 昨年11月のシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)戦を最後に、出場したリーグ戦14試合でゴールから遠ざかっていたヴェルナーにとっては、鬱憤(うっぷん)を晴らす瞬間となった。24歳のヴェルナーは公式戦の直近19試合中で得点を決めたのは、イングランドFAカップ(FA Cup 2020-21)の格下モアカムFC(Morecambe FC)戦のみとなっていた。

「ストライカーはいつだって点を取りたい。先月はきつくて、満足していなかった。きょうは得点できてうれしい」と語ったヴェルナーは、同胞トゥヘル監督がパフォーマンスに与えた影響を称賛し、「ドイツ語で誰かが自分に叫んでくれるのは助かるね。監督はグッドガイで、自分たちのしたいサッカーについて見事な考えを持っている」とコメントしている。

 また指揮官も「ティモはアシストでもゴールでも決断力があった。この数試合の彼はとてもよく働いていたから私としてもうれしい」と付け加えている。

 先月のフランク・ランパード(Frank Lampard)前監督の解任を受けて後を継いだトゥヘル監督は、6試合で指揮を執りここまで無敗で連勝の数を5に伸ばしている。(c)AFP/Steven GRIFFITHS