【2月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は240万543人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億878万5960人の感染が確認され、少なくとも6654万7800人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 14日には世界全体で新たに6386人の死亡と29万730人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1156人。次いでブラジル(713人)、メキシコ(436人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに48万5337人が死亡、2764万521人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は23万9245人、感染者数は983万4513人。以降はメキシコ(死者17万4207人、感染者199万2794人)、インド(死者15万5732人、感染者1091万6589人)、英国(死者11万7166人、感染者403万8078人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの187人。次いでスロベニア(179人)、英国(173人)、チェコ(170人)、イタリア(155人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が80万4135人(感染3557万1937人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が64万943人(感染2016万3894人)、米国・カナダが50万6625人(感染2846万5866人)、アジアが24万8484人(感染1569万9093人)、中東が10万909人(感染509万9411人)、アフリカが9万8501人(感染375万3890人)、オセアニアが946人(感染3万1878人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP