【2月15日 AFP】(更新)インドネシアで、集中豪雨に伴う土砂崩れが発生し、複数の民家が押し流されて少なくとも9人が死亡、10人が行方不明になっている。当局が15日、明らかにした。多数の家屋が浸水し、何百人もの住民が避難を余儀なくされている。

 土砂崩れは14日夜、ジャワ(Java)島の東ジャワ(East Java)州地方部で発生した。捜索救助当局は、2人を救出、4人を遺体で発見し、依然行方不明の10人の捜索を続けていると明かした。今回の土砂崩れでは、民家8軒が甚大な被害を受けたという。

 季節性の豪雨が頻発するインドネシアでは、土砂崩れや鉄砲水で死者が出ることも少なくない。先月にも、カリマンタン(Kalimantan)島の南カリマンタン(South Kalimantan)州で大規模な洪水が相次いで発生し、少なくとも21人が死亡し、避難者は6万人以上に上った。(c)AFP