【2月15日 Xinhua News】中国のオンライン教育利用者の数が2020年末時点でインターネット人口全体の34・6%に相当する3億4200万人に達したことが、中国インターネット情報センター(CNNIC)がこのほど発表した「中国インターネット発展状況統計報告」で明らかになった。

 オンライン教育利用者は20年3月から8125万人減少したものの、19年6月の2億3300万人から急増した。報告書は利用者の急増について、オンライン教育の有望な未来を示しており、中国全土で均衡のとれた教育の発展が促進されると指摘する。

インターネットに接続できる全国の小中学校が昨年11月末時点で99・7%になったことも分かった。52の貧困県の小中学校すべてが含まれる。

 20年1~10月に設立されたオンライン教育企業は8万2千社で、1~11月にオンライン教育分野に投入された資金は、前年同期比約3・6倍の388億元(1元=約16円)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News