【2月15日 AFP】20-21スペイン1部リーグは14日、第23節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はホームでバレンシア(Valencia CF)を2-0で下し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)の決勝トーナメントを前に弾みをつけた。

 カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とトニ・クロース(Toni Kroos)が前半にゴールを挙げたレアルは試合を優位に進め、後半には主力を交代させる余裕もあった。

 一方、不振のバレンシアに反撃の望みは一切なく、降格圏との勝ち点差はわずか3となっている。

 レアルは前月末のレバンテ(Levante)戦に敗れたことでリーグ優勝の可能性が消滅したと思われていたが、これでその後3連勝として挽回の望みが少し出てきた。

 それでも、消化試合数が二つ少ない首位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とは依然として5ポイントの差があり、レアルがタイトル争いに加わるにはライバルの大失速が必要になるだろう。チャンピオンズリーグでは24日にアタランタ(Atalanta)との決勝トーナメント1回戦第1戦に臨む。(c)AFP