【2月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は239万4541人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億850万3560人の感染が確認され、少なくとも6631万3500人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 13日には世界全体で新たに1万1709人の死亡と37万1357人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3582人。次いでメキシコ(1214人)、ブラジル(1043人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに48万4250人が死亡、2757万5636人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は23万8532人、感染者数は980万9754人。以降はメキシコ(死者17万3771人、感染者198万8695人)、インド(死者15万5642人、感染者1090万4940人)、英国(死者11万6908人、感染者402万7106人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの187人。次いでスロベニア(178人)、英国(172人)、チェコ(169人)、イタリア(154人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が80万2019人(感染3547万9741人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が63万9021人(感染2010万5760人)、米国・カナダが50万5459人(感染2839万8445人)、アジアが24万8218人(感染1566万9503人)、中東が10万693人(感染507万5632人)、アフリカが9万8185人(感染374万2614人)、オセアニアが946人(感染3万1870人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP