【2月15日 Xinhua News】米モバイルアプリ調査会社のセンサータワーがこのほど発表したデータによると、中国のモバイルゲーム販売元30社の「アップストア」と「グーグルプレー」での1月の売上高は世界合計で前年同月比47・3%増の23億ドル(1ドル=約106円)となり、世界全体の28・8%を占めた。トップ3は騰訊控股(テンセント)、網易(ネットイース)、上海米哈遊網絡科技(miHoYo)だった。中国産モバイルゲームの海外業績は総じて良好で、海外収入がメーカーの成長エンジンとなった。

 テンセントは人気ゲームの好調で同月の海外売上高首位となった。「ゲーム・フォー・ピース」と「PUBGモバイル」の世界売上高が前月比51%増となったのに加え、「コール・オブ・デューティ」が国内市場にも登場、売上高は同18%増となった。

 中国本土の人民元建て株式(A株)市場に上場する一部のゲーム会社も同月、海外で良好な業績を上げており、蕪湖三七互娯網絡科技集団、遊族網絡、完美世界、廈門吉比特網絡技術傘下の雷霆遊戯はランキングの第10位、第15位、第22位、第26位につけた。(c)Xinhua News/AFPBB News