福島沖でM7.3の地震 津波の心配なし
このニュースをシェア
【2月14日 AFP】(更新)気象庁によると、福島県沖で13日午後11時8分、マグニチュード(M)7.3の地震があった。東日本大震災から10年の節目を数週間後に控えた東日本では、東京を含む各地で強い揺れが感じられたが、津波の心配はないという。
気象庁は当初、地震の規模をM7.1としていたが、後に修正。震源の深さは60キロで、震源の位置は、1万8000人以上の死者を出した2011年の東日本大震災のものと近い。現地では数時間にわたり余震も相次いだ。
共同通信(Kyodo News)は少なくとも30人が負傷したと報じたが、詳細は不明。大きな物的被害が出たとの情報は今のところないが、NHKは福島県の高速道路で起きた土砂崩れの映像を伝えた。
約95万戸が停電したが、東日本大震災で炉心溶融(メルトダウン)を起こした福島の原子力発電所では異常は確認されていない。
菅義偉(Yoshihide Suga)首相は地震発生を受け、首相官邸に入った。NHKによると、政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置し、各自治体と連絡を取るなどして情報収集を進めている。
加藤勝信(Katsunobu Kato)官房長官は14日午前0時すぎに記者会見し、被害状況を確認中だと言明。「福島第1原子力発電所は現在確認中だが、女川原子力発電所、福島第2原子力発電所については異常なしとの報告を受けている」と述べた。また、停電のため新幹線が一部区間で運転を見合わせているという。
ソーシャルメディアなどでは、店舗内で割れたガラスや、スーパーマーケットの棚から落ちた商品などの画像が投稿されている。
米地質調査所(USGS)も観測結果を当初のものから修正し、地震の規模をM7.1、震源の深さを51キロとしている。(c)AFP