【2月13日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は238万4059人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億815万1590人の感染が確認され、少なくとも6609万1900人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 12日には世界全体で新たに1万5207人の死亡と43万246人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の5527人。次いでメキシコ(1323人)、ブラジル(1288人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに48万902人が死亡、2749万2413人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は23万7489人、感染者数は976万5455人。以降はメキシコ(死者17万2557人、感染者197万8954人)、インド(死者15万5550人、感染者1089万2746人)、英国(死者11万6287人、感染者401万3799人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの186人。次いでスロベニア(178人)、英国(171人)、チェコ(169人)、イタリア(154人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が79万9198人(感染3536万4488人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が63万5834人(感染2002万1361人)、米国・カナダが50万2064人(感染2831万2719人)、アジアが24万7725人(感染1563万8451人)、中東が10万471人(感染505万1452人)、アフリカが9万7821人(感染373万1259人)、オセアニアが946人(感染3万1862人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP