【2月12日 CGTN Japanese】2020年、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で世界経済は衰退しましたが、中国経済は世界で唯一のプラス成長を実現する主要経済体となりました。同時に、中国・トルコの経済貿易協力の成長にもつながりました。中国駐トルコ大使館経済商務部の劉毓煕(Liu Yuxi)公使はこのほど、「2020年の中国・トルコの二国間貿易額は、前年同期比で15.6%増加し、240億8000万ドルだった。トルコにおける中国系企業の新規契約額は、前年同期比で242.7%増え、45億9900万ドルとなった」と明らかにしました。

 さらに、昨年の成果について、中国とトルコ双方が手を携えて共に発展したことによると強調し、「昨年、中国は感染症対策や生産再開などで大きな勝利を収めたため、トルコの信頼できるサプライヤーとなり、トルコにおける中国産コンピュータや携帯電話などの製品へのニーズが急速に増えた。中国の携帯電話ブランドのトルコ市場のシェアは初めて50%を超えた。両国の産業協力構造と規模はいずれも新たなレベルに達した」と述べました。

 また、「トルコも建国百年の国家発展計画を実現する重要な時期を迎えており、双方の協力は大きなチャンスに直面している。双方はチャンスを掴んで、二国間協力をさらに強化し、特に経済貿易協力を着実に推進していくべきである」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News