【2月12日 AFP】(更新)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)の森喜朗(Yoshiro Mori)会長(83)が12日、東京五輪を約半年後に控える中、国内外で怒りを招いている女性差別発言をめぐり辞任を表明した。

 発言を審議するため評議員や理事らを招き行われた臨時会合で森会長は、「今回、私の不適切な発言が原因で大変混乱させてしまいました。多くの皆さまに大変ご迷惑をかけて誠に申し訳ない」と述べた。

 続けて森会長は「きょうをもちまして会長を辞任いたそうと思っています。大事なことは、オリンピックをきちんと7月に開催することで、その準備に私がいることが妨げになってはならない」とコメントした。(c)AFP