【2月10日 Xinhua News】中国自動車大手の吉利汽車控股は8日、1月の販売台数が前年同月比約40%増の15万6326台だったと発表した。合弁高級自動車ブランド「領克(LYNK&CO)」は2万5501台と、前年同月比約2・8倍、前月比で約3%増となり、同ブランドの月間販売記録を7カ月連続で塗り替えた。

 輸出台数は前年同月比約4・4倍の1万31台。「帝豪(Emgrand)」と「博越(Boyue)」のナイジェリアへの投入が開始されたことで、アフリカ市場で吉利ブランドの影響力がさらに高まった。

 車種別では、セダンの販売台数が6万823台、スポーツタイプ多目的車(SUV)が9万3827台だった。うち、「帝豪」セダンは2万3698台、「博越」シリーズは3万197台と、引き続き増加の勢いを保った。

 同社はこのほど、2021年発売予定の新モデルKX11の外観写真を発表し、4月に開かれる上海モーターショーで初披露されることも明らかにした。(c)Xinhua News/AFPBB News