【2月10日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は10日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第9シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は4-6、6-1、1-6でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に敗れ、大会から姿を消した。

 第1セットを落としたクビトバは、強力なグラウンドストロークを武器に第2セットはシルステアを圧倒したが最後は失速。過去7戦5勝と大きく勝ち越していた相手にフルセット負けを喫した。試合を通して44本のアンフォーストエラーと7本のダブルフォールトを犯した。

 四大大会(グランドスラム)2勝を誇り、全豪オープンでは2019年に準優勝に輝いたクビトバだが、大会開幕前の隔離明けからは苦しみ、前哨戦のヤラバレー・クラシック(Yarra Valley Classic 2021)では1試合に勝利しただけで敗退していた。

 勝利した世界68位のシルステアは、3回戦で第19シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)と対戦する。

 その他の試合では第7シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)や第10シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が順当に3回戦進出を決めている。(c)AFP