【2月10日 AFP】20-21スペイン1部リーグは9日、第1節の延期分が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はヘタフェ(Getafe CF)を2-0で下し、首位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との差を5ポイントに縮めた。

 レアルはトップチームに登録されている選手9人を欠き、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督はマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)と20歳のマルビン(Marvin Park)を両ウイングバックに配置する3-5-2のシステムをぶっつけ本番で採用した。

 ホームのレアルはカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とフェルラン・メンディ(Ferland Mendy)が得点を記録。メンディのゴールは新たな役割を与えられて躍動したマルセロのお膳立てから生まれた。

 これによりレアルは首位を視界に捉えたが、アトレティコは消化試合が二つ少ない。

「自分たちを信じて戦わなければならない」とコメントしたジダン監督は、「リーグ戦はまだ多く残されており、われわれの目の前にはやらなければならないことがたくさんある」と前を向いた。

 8日にアトレティコはセルタ(Celta de Vigo)と2-2で引き分けて連勝が8で止まり、追う立場のレアルとFCバルセロナ(FC Barcelona)に一筋の希望の光が差した。(c)AFP/Thomas ALLNUTT