【2月9日 CGTN Japanese】中国外交部の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は8日の定例記者会見で、「中米双方は互いに歩み寄り、焦点を協力にあてて、食い違いを管理・コントロールすべきだ」と強調しました。

 伝えられるところでは、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領が今週、メディアのインタビューで習近平(Xi Jinping)国家主席に言及し、「米国は中国と衝突を起こしたくはない」と発言しました。

 汪報道官はこれに関する質問に答える際、「習近平国家主席はバイデン大統領と幾度にわたる付き合いがあった。中米が各レベルの意思疎通を保つことは、相互理解と2国間関係の進展に有益だ」と述べました。さらに「中国側は米国との関係発展において衝突せず対抗せず、相互に尊重し、互恵ウィンウィンといった原則を貫くとともに、引き続き国家の主権や安全保障および発展の権利を断固として守り抜く」とした上で、双方が中米関係の健全かつ前向きで安定した発展を推進し、両国民と世界各国の人々の福祉増進に一層取り組むべきだとの考えを示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News