【2月10日 Xinhua News】中国科学技術大学(University Of Science And Technology Of China)の劉強(Liu QIang)氏率いる研究チームがこのほど、アポリポタンパク質E(APOE)の大脳における新たな働きを解明し、同物質が高危険因子としてアルツハイマー病の進行にどう関与するかについて明らかにした。研究成果は同疾患の発症メカニズムを深く理解する上で重要な意義を持つ。

 APOEは大脳中に最も多く存在するアポリポタンパク質の一つで、アルツハイマー病の最大の危険因子とされるが、同疾患の発症メカニズムはこれまで明らかになっていなかった。(c)Xinhua News/AFPBB News