ワルシャワにヤシの木1本 「社会的エネルギーの発生装置」18歳に
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■枯れ葉
会社員のバルトシュさん(44)は、ある暑い夏の日、作り物のヤシの葉が本物の枯れたヤシの葉と交換されていたと話す。この時の目的は、気候変動への注意を促すことだった。「見た目の変化で、ヤシは私たちに物事が正しい方向に進んでいるかどうかを示すことができる。社会のバロメーターのように」
木のそばには、その時の枯れ葉と共に環境問題について警告する「ヤシの木からのメッセージ」が掲げられている。
「はるか昔、ポーランドにヤシが生えていたことを考えてみてください。(中略)あなた方がまだ洞窟に住んでいた頃、ヤシの木は茂っていたのです!」
「数百年後、あなた方の子孫がどのように生きているのかを考えることはありますか? 大気は、水は、気温はどうなっているのでしょう?」
「さあ、本気で取り組もう──さもなければ生き残るチャンスを失ってしまうから」 (c)AFP/Anna Maria Jakubek