【2月9日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は9日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-4、6-1でラスロ・ジェレ(Laslo Djere、セルビア)を下し、危なげなく2回戦進出を決めた。

 歴代単独最多となる21度目の四大大会(グランドスラム)優勝を目指すナダルは、大会前に腰のけがに悩まされ、前哨戦となった国別対抗戦ATPカップ(ATP Cup 2021)を欠場していたが、この日は負傷に悩まされた様子もなく快勝を収めた。

 これまで今年の実戦は先月29日に行われたドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)とのエキシビションマッチのみで、その試合で初めて腰の張りを経験していたナダルは「数日前に言った通り、腰の状態は完璧じゃない」とすると、「毎日切り抜けられることで、良くなっていく可能性がより広がるだろう。それが今の状況だ」と話した。

 いつもの水準を下回った相手を苦しめられるだけの武器を持たなかったジェレに対し、ナダルは負傷もあってサービスを打つ動きに変更を加えなければならなかった。

「きょうは良くなかった。サーブの動きを少し変える必要があった」と話したナダルは、「日々ポジティブでいられるように頑張らないといけない。試合に向けて可能な限りのことをやろうとしている」と続けた。

 昨年11月21日に行われたシーズン最終戦ATPファイナルズ(ATP Finals 2020)準決勝以来の公式戦に勝利したナダルは次戦、ヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki、セルビア)と予選から勝ち上がってきたマイケル・モー(Michael Mmoh、米国)の勝者と対戦する。

 その他の試合では、第4シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)と第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)のロシア勢も順当に初戦突破を果たした。メドベージェフはバセック・ポスピシル(Vasek Pospisil、カナダ)を6-2、6-2、6-4、ルブレフはヤニック・ハンフマン(Yannick Hanfmann、ドイツ)を6-3、6-3、6-4で退けた。(c)AFP