【2月9日 AFP】インドネシア・ジャワ(Java)島中部の村で6日、赤い色の洪水が発生した。バティック(ろうけつ染め)工房が浸水被害に遭い、染料が流れ出したことが原因。

 ジャワ島ペカロンガン(Pekalongan)近郊ジェンゴット(Jenggot)の住人らが赤く染まった水の中を歩く画像は、インターネットで拡散され、話題となった。

 ペカロンガンはバティックが有名な地域。当局は、赤い水は域内の複数のバティック工房が使っていた染料によるものだと発表した。地元災害当局のディマス・アルガ・ユダ(Dimas Arga Yudha)氏は7日、バティックの染料は有害でも危険でもないとAFPに話した。

 地元当局は、冠水した地域に複数のポンプを設置、水は1時間以内に引いた。(c)AFP