【2月9日 AFP】20クラブW杯(2020 FIFA Club World Cup)は8日、準決勝が行われ、欧州王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich、ドイツ)はアフリカ王者のアル・アハリ(Al-Ahly SC、エジプト)に2-0で勝利。2得点を記録したロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)は、年間6個目のタイトル獲得に向けてチームは一丸となっていると話した。

 11日の決勝でバイエルンは、7日に南米王者のパルメイラス(Palmeiras、ブラジル)を破った北中米・カリブ海王者のUANLティグレス(UANL Tigres、メキシコ)と戦う。

 レワンドフスキは「とても良い試合だった。決勝に向けて準備はできている」とコメントしている。

 2022年W杯(2022 World Cup)の舞台となるアフメド・ビン・アリ・スタジアム(Ahmad Bin Ali Stadium)でバイエルンは、17分にレワンドフスキのゴールで先制すると、86分には再びレワンドフスキがリロイ・ザネ(Leroy Sane)のピンポイントクロスに頭で合わせて決勝進出を決めた。

 ブンデスリーガ1部で得点ランクトップに立つレワンドフスキは、今季公式戦27試合で29得点を記録。また、バイエルンは2009年のFCバルセロナ(FC Barcelona)以来史上2チーム目の6冠達成に王手をかけた。

 2020年にバイエルンはブンデスリーガ1部、ドイツカップ(German Cup 2019-20)、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)、ドイツ・スーパーカップ(DFL Super Cup 2020)、そしてUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2020)で優勝している。

 レワンドフスキは、「今季6個目のタイトルを取りたい。これはW杯であり特別な大会。決勝ではさらに良いプレーをし、決定機をもっとつくりたい」と意気込んだ。(c)AFP