【2月8日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)は8日、男子シングルス1回戦が行われ、錦織圭(Kei Nishikori)は大会第15シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)に5-7、6-7(4-7)、2-6で敗れた。2019年の肘の手術以降では最高のプレーだったと語ったが、それでも初戦敗退は避けられなかった。

 全豪では過去4度8強入りを果たしているものの、世界ランキングを42位にまで落とした錦織は、現在は体の状態も戻っており、トップ10復帰を目指す中、四大大会(グランドスラム)初戦で好成績を挙げることを目指していた。

 昨年はけがから復帰してシーズンの大半を棒に振った錦織は試合後、「厳しい。自分では良いプレーをしたと思っていたけれど、きょうはカレーニョの方が良いプレーをしていた」と語った。

「かなりハイレベルなプレーをしていると思った。僕にとっては、昨秋に復帰して以降では最高の内容だった」

「このレベルでプレーできているのはうれしいけど、勝つには不十分だった」 (c)AFP