【2月8日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)は7日、ミャンマーで1日に起きた軍事クーデターを受け、「ミャンマーの人々との連帯」を表明し、国軍に対して「民主的な共存」を図るよう呼び掛けた。

 教皇は、サンピエトロ広場(St. Peter's Square)を見下ろすバルコニーから恒例の「お告げの祈り(Angelus)」を行った後、ミャンマーの権力者が「公益のために」働くことを祈っていると述べた。

 2017年に同国を訪問している教皇は、「社会正義、国家の安定、調和の取れた民主的な共存」を呼び掛けた。

 報道によると、ミャンマー各地で7日、新軍事政権に抗議する大規模なデモが行われた。(c)AFP