【2月8日 AFP】20-21スペイン1部リーグは7日、第22節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)が途中出場から2分余りでゴールを奪うなどし、アウェーでレアル・ベティス(Real Betis)を3-2で下した。

 バルセロナのロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督は、薄れつつあるリーグ戦での優勝の望みよりも10日に予定されているセビージャFC(Sevilla FC)との国王杯(Copa del Rey 2020-21)準決勝第1戦を優先させたようで、休養を与えられた主力の一人がメッシだった。

 ベティスに敗れていればその采配には疑問符がついていたはずだが、メッシは後半、途中出場からは自身最速となる136秒でゴールを奪うと、終盤にも21歳のフランシスコ・トリンコン(Francisco Trincao)がマークした決勝弾の起点になるなど活躍した。

 メッシについて問われたクーマン監督は「彼が試合を変えた」とコメントした上で、「カップ戦の試合のことも少しはあるが、選手を休ませるのにいつが最適なタイミングなのかも決めねばならない。今季は国王杯がタイトル獲得への最短距離だ」と続けた。

 トリンコンのトップチーム初得点で白星を挙げたバルセロナは、8日のセルタ(Celta de Vigo)戦を含め消化試合数が二つ少ない首位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に7ポイント差をつけられている。

 しかし、起用できるDFの中でベストな戦力だったロナルド・アラウホ(Ronald Araujo)が序盤に足首を負傷して交代しており、勝利の代償は大きなものとなった。

 バルセロナではDFジェラール・ピケ(Gerard Pique)がすでに長期離脱中。特にセビージャ戦の1週間後にはパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)の決勝トーナメント1回戦第1戦が控えているため、アラウホの状態は大きな懸念材料になるだろう。(c)AFP