【2月7日 CGTN Japanese】中国農業農村部はこのほど、1月の全国の主要野菜価格指数を発表しました。28種類の野菜の全国平均卸売価格は1キロ当たり5.88元で、前月比で19.8%、前年同月比で13.7%の上昇となりました。

 これについて専門家は、野菜価格の上昇は主に3つの影響を受けていると分析しています。1つ目は冬季の野菜供給は主にハウス栽培と南方から北方への輸送に頼っており、生産と輸送のコストが増加しました。2つ目は、1月、寒気に見舞われる日が多く、山東省(Shandong)などの産地では野菜生産に影響が出ました。さらに、今年は春節(旧正月、Lunar New Year)期間中、帰省しない人が増えたことで、季節的な需要増を見せています。

 春節が近づくのに伴い、各地も生産から流通までの各部分において、農産物供給の確保に全力を挙げています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News