【2月8日 AFP】ドイツの環境シンクタンク、ジャーマンウオッチ(Germanwatch)が先月、調査報告書「グローバル・クライメート・インデックス(Global Climate Index)」を発表した。

 報告書は、過去20年間の異常気象事象が人類に与えた直接的脅威についてまとめている。

 死者数が最多だったのは、プエルトリコ、ミャンマー、ハイチだった。報告書の共著者であるデービッド・エクシュタイン(David Eckstein)氏は、「貧しく脆弱(ぜいじゃく)な国々が、異常気象事象の影響に対応する上で特に大きな難題に直面していることが示された」と述べ、これらの諸国が経済や技術面で援助を緊急に必要としていると指摘した。

 特に大きな影響を受けた国々の人的・経済的被害を図にまとめた。(c)AFP