【2月6日 CGTN Japanese】2022年北京冬季五輪の開幕までちょうど1年となるのを前に、北京にあるすべての冬季五輪の競技場で初回の製氷・造雪作業が完了し、テスト競技の準備が整いました。北京冬季五輪の準備活動は、建設段階からテスト、運営段階に移っています。

 北京冬季五輪の12カ所の競技場の建設工事は昨年末時点ですべて完了しています。国家スピードスケート館(愛称は「氷のリボン」)は唯一新規に建設されたアイスアリーナです。館内に設置された区域別温度制御システムにより、リンクの氷の硬さと観客席の暖かさが保たれ、観客は快適に観戦することができます。国家アルペンスキーセンターは周辺の川やダムと一体化し、造雪に使われる数十万トンの水は回収され再利用できます。各競技場では、開催地の一つである張家口市から風力、太陽光による電力供給が始まっています。北京冬季五輪は五輪史上初めて、グリーン電力を100%使用する五輪となります。

 ボランティアの申し込み者数は100万人を超え、新型コロナウイルス感染症予防策を取った上で、オンラインとオフラインで研修が進んでいます。スポーツピクトグラムもこのほど発表されました。公式ブランドデザインチームが現在、競技場と都市の景観デザインに取り組んでいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News