【2月4日 AFP】女子テニス、ヤラバレー・クラシック(Yarra Valley Classic 2021)は3日、シングルス3回戦が行われ、大会第5シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-1、6-4でツベタナ・ピロンコバ(Tsvetana Pironkova、ブルガリア)を下し準々決勝に進んだ。

 全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)に向けて良い準備ができている39歳は、アグレッシブなテニスでピロンコバを74分で退けた。

 1日に行われたダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)との2回戦でも5ゲームしか落とさなかったセレーナは、「ここまでは良い感じ。世界の状況を踏まえれば、ここでプレーできているのは特別なこと」とコメントしている。

 全豪で歴代最多タイの四大大会(グランドスラム)通算24勝目を目指すセレーナは、第1セット第1ゲームでブレークに成功すると、手を緩めることなく25本のウイナーと6本のエースを記録した。

 準々決勝では、第3シードの世界6位カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)をストレートで破った同胞のダニエル・コリンズ(Danielle Collins)と戦う。

 同日には、全豪オープンに出場する選手やスタッフが宿泊するホテルの従業員が新型コロナウイルス検査で陽性となり、選手や関係者ら最大600人が隔離を命じられた。これを受け、4日に予定されていた男女の前哨戦の試合は中止が決まった。(c)AFP/Tristan LAVALETTE