【2月4日 AFP】男子ゴルフのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は3日、ゴルフ規則を制定しているロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース(R&A)と全米ゴルフ協会(USGA)の飛距離に関する調査は時間と金の無駄だと批判し、両団体は競技の発展に集中すべきだと話した。

 初出場となるウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open 2021)の開幕前日、メジャー通算4勝のマキロイは、一部のトップレベルの選手の距離を抑制するより、娯楽目的でプレーする人たちの楽しさを残す方がはるかに重要だと語った。

 マキロイは「R&AとUSGAはとても小さなレンズ越しに競技を見ていると思う」と述べ、「彼らがしようとしているのは、ゴルフコミュニティーの0.1パーセントの人に当てはまる変更だ。99.9パーセントの人は楽しみや娯楽のためにプレーしている。彼らには使うボールやクラブを指定される筋合いはない」と指摘した。

「正直に言うと、今回の飛距離に関する報告はとてつもない時間と金の無駄だ。この報告に費やしたお金は、競技人口増加のためにもっと上手に分配できたはずだ」

 R&AとUSGAは2日、飛距離に関する調査の詳細な報告書を発表し、パター以外のクラブの長さを現行の最長48インチから46インチに制限することや、特定の大会で用具の制限を可能にする任意のローカルルール、伸び続ける飛距離を抑える用具仕様の見直しを提案した。

 コースごとのローカルルールや、米ツアーの選手とアマチュア選手とでルールが異なるのは構わないというマキロイは、「彼らが自分たちにとって競技をより難しくしたり、もっと多くの技術を取り入れたりしたいというなら、自分は大歓迎する」と話している。

「だが自分たちはゴルフにおけるほんの一部分だ。ゴルフはプロの試合よりも大きな存在だ。本当に重要なのはそれ以外の部分であり、彼らが注力しなければならないのはそこなんだ」 (c)AFP