【2月4日 AFP】フランス・パリのエッフェル塔(Eiffel Tower)は、2024年のパリ五輪に向け、その130年余りの歴史で最も大規模な塗装工事が行われている。

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 過去19回の塗装による塗膜の層を取り除く作業に加え、1968年以降親しまれてきた「エッフェルタワーブラウン」よりも、金色を帯びた色に塗り直す作業も行われる。設計者ギュスターヴ・エッフェル(Gustave Eiffel)が望んでいた黄色と茶色を混ぜた色だ。

 エッフェル塔運営会社のパトリック・ブランコ・ルイボ(Patrick Branco Ruivo)最高経営責任者(CEO)は、「エッフェル塔は、五輪の頃には、われわれが見慣れている色よりも少し金色を帯びた色になる」と話す。

 高さ324メートル、1万8000個の金属部材を250万個のリベットで組み上げたエッフェル塔を塗り直す今回の工事は大がかりで、5000万ユーロ(約63億円)の費用が見込まれている。

 古い塗装には有害な鉛が含まれているため、塗装を剥がす作業は作業員の健康対策をしっかり取って行われる。

 エッフェル塔は、その金属の構造を風雨や日光、汚染から守り、美観を保つためおよそ7年ごとに新しく塗装されている。

 現在の改修工事は2019年に始まり、2022年に終わる予定。まだ塔の上部にわずかに見えているだけの新しい色は、工事が終わる頃には誰の目にも明らかになる。(c)AFP