【2月4日 Xinhua News】中国インターネット情報センター(CNNIC)は3日、第47回中国インターネット発展状況統計報告を発表した。報告によると、昨年12月現在、中国のインターネット利用者数は9億8900万人、スマートフォンによるネット利用者数は9億8600万人で、インターネット普及率は70・4%に達した。

 世代別では40歳以下が全体の半数以上を占め、中でも学生が全体の21・0%と最も多かった。

 中国のインスタントメッセージ(IM)利用者数は9億8100万人で、ネットショッピング利用者数は7億8200万人、ショート動画利用者数は8億7300万人だった。ライブ配信による電子商取引(EC)は現在、最も人気のあるショッピング形態となっており、ユーザーの66・2%がライブコマースで商品を購入した経験があった。

 報告はまた、中国人民銀行(People's Bank of China、中央銀行)が発行するデジタル人民元が、広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)、江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)などの都市で実証実験を始めていることを明らかにした。(c)Xinhua News/AFPBB News