【2月6日 CGTN Japanese】感染症対策を徹底するため、中国各地では「帰省せず、住んでいる町で春節(旧正月、Lunar New Year)を過ごす」キャンペーンが実施されています。多くの人はネットで正月用品を購入したり特産品を郵送したりするなどして、故郷にいる家族に思いを寄せています。その中で、高齢者によるオンライン消費の急増が目立っています。

 アリババグループ(Alibaba Group)のビッグデータによりますと、2月12日(旧正月)の春節を前に、「銀髪経済(シルバー経済)」が活発化しています。ここ半月ほどで、高齢者によるオンライン消費が急増し、穀物、油、加工食品、飲み物、肉や卵類などは前年比で1000%伸びています。

 オンラインショッピングを利用する高齢者が急増していることについて専門家らは、コロナ禍の予防策によるものの他、スマートデジタル製品や生活サービス類のアプリの高齢者向けの開発が進んでいることも要因の一つになっているとみています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News