【2月3日 AFP】中南米で新型コロナウイルスのためこれまでに亡くなった人が60万人を超えたことが、各国の公式統計に基づくAFPの集計で2日、明らかになった。

 メキシコなど34の国と地域がある同地域の死者数は60万1256人になった。欧州に次いで世界で2番目に多い。

 中南米のコロナ死者は昨年12月末に50万人を超えて以降急増し、このうちブラジルとメキシコが約半数を占める。

 AFPの集計によると欧州のコロナ死者は74万7887人、北米は46万4204人となっている。

 コロナによる死者数が世界の国で2番目に多いブラジルでは22万6300人以上が、3番目のメキシコでは少なくとも15万9100人が亡くなった。

 人口10万人当たりの国別死者数ではペルーが最も被害が大きく125人、次いでメキシコとパナマが123人となった。(c)AFP