【2月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は223万7990人に増加した。

【図解】新型コロナ:世界各国のワクチン接種状況

 これまでに世界で少なくとも1億333万900人の感染が確認され、少なくとも6286万1600人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 1日には世界全体で新たに9192人の死亡と43万8962人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1758人。次いでドイツ(861人)、スペイン(762人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに44万3365人が死亡、2632万1457人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は22万5099人、感染者数は922万9322人。以降はメキシコ(死者15万9100人、感染者186万9708人)、インド(死者15万4486人、感染者1076万6245人)、英国(死者10万6564人、感染者383万5783人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの182人。次いでスロベニア(169人)、英国(157人)、チェコ(154人)、イタリア(147人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が74万3223人(感染3358万6919人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が59万9649人(感染1898万7567人)、米国・カナダが46万3446人(感染2710万2474人)、アジアが24万1358人(感染1526万9814人)、中東が9万7876人(感染476万9444人)、アフリカが9万1493人(感染358万2972人)、オセアニアが945人(感染3万1713人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP