【2月7日 AFP】男子テニスの国別対抗戦ATPカップ(ATP Cup 2021)は7日、決勝が豪メルボルンで行われ、ロシアが2勝0敗でイタリアを容赦なく下して大会初優勝を果たした。

 世界ランキング4位のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)と同8位のアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)を擁し、出場12か国で唯一トップ10の選手が二人いるロシアは、日本、アルゼンチン、ドイツを下して勝ち上がってきた。

 そして迎えた決勝でもイタリアに同じように襲いかかり、ルブレフが6-1、6-2でファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini)を粉砕してわずか61分で勝利すると、メドベージェフも6-4、6-2でマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini)に力の差を見せつけ、79分で決着をつけた。

 選手兼監督のエフゲニー・ドンスコイ(Evgeny Donskoy)は、「このチームの一員になれて本当にうれしかった」と話し、「これだけ強力なチームだから、監督の仕事は難しくなかった」と続けた。

 昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)から絶好調を維持しているメドベージェフとルブレフは、その状態のまま全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)に臨むことになる。

 メドベージェフは自身最長の14連勝中で、その途中ではパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2020)でマスターズ1000(ATP Masters 1000)大会通算3勝目を挙げ、シーズン最終戦のATPファイナルズ(ATP Finals 2020)も制した。しかも、そのうち10勝をトップ10の相手から挙げている。

 ルブレフもそれに匹敵する見事な活躍を見せ、2020年は全選手で最多となるツアー5勝を挙げて飛躍を果たし、ランクも一気に上げた。

 ファイナルズでは世界3位のドミニク・ティエム(Dominic Thiem)に勝ってシーズンを終え、新シーズンもATPカップで4連勝。しかもその間、セットをわずかに一つしか落としておらず、全豪の優勝候補に名乗りを上げている。(c)AFP