【2月2日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)では2020年、A級観光地に観光用トイレ計1462カ所が新たに設置され、供用中の観光トイレは省全体で6556カ所に達した。うち観光地に設置されたスマートトイレ1千カ所余りは、スマートフォンアプリ「一部手機遊雲南」(スマホ一つで雲南観光)のプラットフォームと接続している。同省文化・観光庁が明らかにした。

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 同庁の孫炯(Sun Jiong)副庁長は「スマート観光トイレでは利用者の流れや混雑状況を表示できるようになった。一部では空室情報や温度、湿度、臭いの有無も知らせている。標高が高い地域では、滞在時間が20分を越えると注意喚起する機能を備え、利用者に不測の事態が起きた際の速やかな救助を可能にしている」と説明した。

 同省はまた、観光トイレのオンライン地図作りを積極的に推進し、観光トイレのスマート化を後押ししている。(c)Xinhua News/AFPBB News