【2月2日 AFP】米ホワイトハウス(White House)のジェン・サキ(Jen Psaki)報道官は1日、ジョー・バイデン( Joe Biden)政権は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領のことを考えている暇もなければ、トランプ氏がツイッター(Twitter)から追放されたことを惜しんでもいないと語った。

 サキ氏は定例会見で、トランプ氏がツイッターから追放されたことで、バイデン氏にとって新型コロナウイルス関連の救済策をめぐる議会との交渉は容易になるだろうかとの質問に対し、「信じがたいことかもしれないが」と切り出し、「私たちはここで、多くの時間を割いてトランプ大統領について話したり考えたりしていない……はっきり言って、トランプ『前』大統領だ」と答えた。

 サキ氏は「それは超党派の救済策の支持を取り付ける方法を探している(議会の)共和党議員にすべき質問だと思う」と述べつつ、「だが、われわれはツイッターに彼(トランプ氏)がいないことを惜しんでいるとはいえない」と付け加えた。

 さらにバイデン氏はトランプ氏がツイッターから永久追放されたことを支持しているかと聞かれると、サキ氏は「それはツイッターが決めたことだ」と述べた。(c)AFP