【2月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は222万7605人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも1億287万8810人の感染が確認され、少なくとも6245万4800人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 31日には世界全体で新たに8457人の死亡と40万4266人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1955人。次いで英国(587人)、ブラジル(559人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに44万1331人が死亡、2618万7424人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は22万4504人、感染者数は920万4731人。以降はメキシコ(死者15万8536人、感染者186万4260人)、インド(死者15万4392人、感染者1075万7610人)、英国(死者10万6158人、感染者381万7176人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの182人。次いでスロベニア(168人)、英国(156人)、チェコ(153人)、イタリア(146人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が73万8573人(感染3340万9695人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が59万7439人(感染1892万4598人)、米国・カナダが46万1347人(感染2696万4985人)、アジアが24万696人(感染1523万4753人)、中東が9万7626人(感染474万3191人)、アフリカが9万979人(感染356万9885人)、オセアニアが945人(感染3万1707人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP