【2月1日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は31日、今季終了後もチームに残留することを望んでおり、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)にも同チームで今後もプレーしてほしいと語った。

 PSGとの現在の契約が2022年6月までとなっているネイマールは、新契約の可能性についてPSGと協議しているところだという。

 28歳のネイマールは、仏テレビTF1に対し「今は大満足。物事がかなり変化した」とコメントした。「なぜなのかはあまり言えないが良い気分だし、順応していて、より落ち着いている。ここでとても幸せだ。PSGに残りたい」

 2億2200万ユーロ(約282億円)という世界最高額の移籍金で、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)から2017年に加入したネイマールは、この日行われたロリアン(FC Lorient)とのリーグ戦で2点をマークしたが、チームは2-3でまさかの逆転負けとなり、マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督就任後での初黒星を喫した。

 ネイマールはまた、たびたびレアル・マドリード(Real Madrid)への移籍の可能性がうわさされ、前月初めには「考える」時間がほしいと話していた22歳のエムバペが新契約を結ぶことを求めている。

 ネイマールは「キリアンも残留を望むことを願っている」とした上で、以下のように続けた。

「それはもちろん全サポーターの願い」「パリ(PSG)が素晴らしいチームのままでいることを僕らは望んでいるし、僕はこれまでずっとしてきたことをし続けたい。サッカーをプレーして幸せになることが最も重要」

 負傷による離脱期間が長かったにもかかわらず、PSGの公式戦で今季13得点を挙げているネイマールは、同16ゴールのエムバペについて「僕らは兄弟のような関係」と語った。

「僕が兄に当たる。僕らは一緒にプレーするのがとても好きだし、彼が持っている力を最大限引き出したいと強く思っている」 (c)AFP