【2月1日 AFP】女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)が31日、女子テニスの顔は一躍スターダムへ駆け上がった自分ではなく、今も、四大大会(グランドスラム)で優勝23回を誇るセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)だと話した。

 23歳の大坂は、2018年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)でセレーナを破って以降、コートの内外で大きな話題を呼んできた。

 グランドスラムのタイトルはその後に二つを加え、間もなく開幕する全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)でも2年前に優勝し、世界ランキング3位で臨む今大会も優勝候補の一人と目されている。富と名声も集め、さらには積極的な反人種差別活動でも注目された。

 それでも大坂は、全豪オープンを7回制覇しているセレーナが、女子テニスで最も影響力のある選手だと考えている。

 大坂は「セレーナがいる限り、女子テニスの顔は彼女だと思う」と話し、「正直に言って、そう(自分が新しい顔だと)は感じない。若くて面白い選手は大勢いて、私はその中の一人だと思う」と続けた。

 豪入りしてから14日間の隔離期間を過ごした大坂は、29日に昨年の全米オープン以来となる実戦の場として、セレーナとのエキシビションマッチに臨んだ。敗れはしたが、「試合としてはそこまで真剣に捉えていない。だけど彼女と打つのは楽しかった。とにかく、楽しみながらいろいろ試すことを心がけた」という。

 このところの女子ツアーは才能ある若手が数多く台頭し、グランドスラムの優勝者を予測するのは年々難しくなっている。それでも大坂は、自分のベストを出せればそう簡単には負けないと信じており、「オープンだと思ったことは全くない」とコメントしている。

 そして、ライバルたちへ宣戦布告するかのように、すでに強力な自身のオールラウンドなスタイルにいっそう磨きをかけてきたことを明かした。

「スライスが良くなっている手応えがある。オフはそこに取り組んできた」

「今まではミスショットが多かった」

「ショットを正しく打って、自分の感触に対して自信を持てるようになりたい。ドロップショットもその一つ」

 大坂は今週、ギプスランド・トロフィー(Gippsland Trophy 2021)に出場し、8日開幕の全豪オープンに備える。(c)AFP