【2月1日 Xinhua News】中国黒竜江省(Heilongjiang)綏化市(Suihua)では、同市北林区第一人民医院の看護師、任致君(Ren Zhijun)さんが階段の踊り場で片膝をつき、子どもの検体を採取する姿を捉えた写真がチャットアプリ「微信(ウィーチャット、WeChat)」の朋友圈(モーメンツ)で注目を集め、人々の心を温めている。

 同区で住民全員を対象とした3回目の核酸検査が始まり、任さんは同僚と共に毎朝7時半に居住区を訪れ、検体採取を行っている。防護服を着たまま階段を上り、体が不自由な人の自宅まで出向くこともある。1日に700人以上の検体を採取するのは並大抵のことではない。

 任さんは「検体採取では通常、私たちが動いて、子どもたちに合わせた姿勢で行う。多くの医療従事者は同じようにしている」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News