【1月31日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2021)に向けて、フランス代表が仏ニース(Nice)で隔離を続ける中、代表に多数の選手を送り出しているスタッド・トゥールーザン(Stade Toulousain)で新型コロナウイルス感染のクラスター(感染者集団)が発生し、代表選手のための隔離環境「バブル」を揺るがしかねない事態となっている。

 スタッド・トゥールーザンは現在フランスリーグ・トップ14で首位に立つチームで、今回も代表に数多くの選手を送り出している。ところがそのチームから、前週23日のアジャン(SU Agen)戦後の検査で陽性の選手2人と「疑わしい」症状が出ている選手1人が見つかった。

 そのため、トゥールーザンは30日に予定されていたスタッド・ロシェル(Stade Rochelais)戦を、アジャンも週末の試合を中止した。トゥールーザンからは、アジャン戦に出場していた選手6人が代表に招集されている。

 スタッド・ロシェルでもトマ・ラボー(Thomas Lavault)が検査で陽性となったため、代表入りを辞退している。

 ユニオン・ボルドー・ベグル(Union Bordeaux Begles)のキャメロン・ウォキ(Cameron Woki)は、リモート会見で「僕らは週に複数回の検査をしているから、症状が出た選手がいれば定期的に確認できる。トゥールーザンの選手は全員が陰性だと分かっているし、このままシックスネーションズに向けた準備を進める」と話した。

 フランス代表は当初、選手37人に練習パートナー5人を加えた42人で活動を始めたが、準備の過程は全てフランスラグビー連盟と関係当局、クラブで話し合って決めている。代表チームはバブルとなるニースのホテルへ24日に入り、8週間を過ごす予定になっているが、クラブと代表とを行き来する選手の数を減らすため、今後は31人に絞り込まれる。

 フランスは2月6日のシックスネーションズ初戦で、イタリアと敵地ローマで対戦する。(c)AFP/Ludovic LUPPINO