【1月31日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは30日、第21節の試合が行われ、首位マンチェスター・シティ(Manchester City)はシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)を1-0で下し、同日アーセナル(Arsenal)と0-0で引き分けた2位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との勝ち点差を3とした。

 本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)でシティは、9分にガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)がこの試合唯一の得点を記録。追加点こそ奪えなかったものの、シティは直近の公式戦19試合で15回目のクリーンシートを難なく達成し、公式戦の連勝を12に伸ばした。

 勝利して宿敵とのポイント差1を維持したかったマンチェスター・ユナイテッドだったが、シェフィールド・ユナイテッドにまさかの敗戦を喫した前節に続いてタイトルが遠のく引き分けとなった。

 マンチェスター・ユナイテッドは試合終了間際にエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)のボレーが枠をとらえきれず、アーセナルはアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)のFKがバーをたたいて無得点に終わった。

 ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、「ホームだったのでシェフィールド・ユナイテッド戦の結果には当然がっかりした。アウェーでアーセナル相手に勝利に値する内容だったと感じられるなら、乗っていける」と前を向いた。

 リーグ戦ではここ7試合負けていないアーセナルは、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)、ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)、キーラン・ティアニー(Kieran Tierney)を欠く中で勝ち点1を獲得し、4位とのポイント差を暫定で6に縮めた。

 終盤にニコラ・ペペ(Nicolas Pepe)のシュートがわずかに枠をとらえきれなかったアーセナルは、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からローンで獲得したマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)が残り7分で投入され、新天地デビューを飾った。(c)AFP/Kieran CANNING