【1月30日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間30日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は220万6873人に増加した。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 これまでに世界で少なくとも1億200万2160人の感染が確認され、少なくとも6188万8000人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 29日には世界全体で新たに1万5361人の死亡と59万2397人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3614人。次いでメキシコ(1434人)、英国(1245人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに43万6810人が死亡、2593万3227人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は22万2666人、感染者数は911万8513人。以降はメキシコ(死者15万6579人、感染者184万1893人)、インド(死者15万4147人、感染者1073万3131人)、英国(死者10万4371人、感染者377万2813人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの181人。次いでスロベニア(167人)、英国(154人)、チェコ(151人)、イタリア(145人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が73万1716人(感染3314万7191人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が59万1788人(感染1874万2278人)、米国・カナダが45万6585人(感染2670万2635人)、アジアが23万9101人(感染1513万9780人)、中東が9万6904人(感染470万1780人)、アフリカが8万9834人(感染353万6815人)、オセアニアが945人(感染3万1681人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP