【1月30日 AFP】米ウォルト・ディズニー・カンパニー(The Walt Disney Company)グループ傘下のFXリサーチ(FX Research)は29日、米国で2020年に放映・配信されたテレビシリーズ数が、2009年の集計開始以降初めて減少したと明らかにした。

 これによると、テレビやオンラインのプラットフォーム上で昨年放映・配信されたテレビシリーズ数は、前年比7%減の493だった。2019年に放映・配信されたテレビシリーズ数は過去最高の532で、10年前と比較して約2.5倍に増えていた。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、米ハリウッド(Hollywood)では2020年初めから撮影が断続的に中断されていた。

 FXリサーチは、この結果に関して分析内容や放映・配信チャンネルの詳細は明らかにしていない。

 近年では、オンラインプラットフォームで配信される番組が急増している一方、米ケーブルチャンネルや全国放送の主要チャンネルで放映される番組はそれほど多くないことが分かっている。(c)AFP