【1月29日 AFP】米ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のノースカロライナ・カレッジ(North Carolina Courage)は28日、女子テニスで通算3度の四大大会(グランドスラム)優勝を誇る大坂なおみ(Naomi Osaka)がクラブの共同オーナーになったことを明らかにした。

 昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)覇者である大坂は、自身のテニスでのキャリアに加え、2018年と2019年のリーグ優勝などクラブの歴史を振り返るハイライト映像で、「カレッジ(勇気)が私たちを団結させる」とのモットーとともに紹介された。

 米経済誌フォーブス(Forbes)で昨年、世界で最も稼いだ女子アスリートに選ばれた大坂は「成長する過程で私に投資してくれた女性たちが、今の自分をつくってくれた。彼女たちがいなかった人生は考えられない」とすると、「ノースカロライナ・カレッジへの投資は、単にオーナーになることをはるかに超えている。サッカー界の手本かつリーダーで、全ての若い女子アスリートにインスピレーションを与えている素晴らしい女性たちへの出資だ」と語った。

「カレッジが地域の多様性と平等性のために尽力していることにも敬服している。これからそれをサポートし、推進していくことを最高に楽しみにしている」

 カレッジは大坂のファッションへの情熱を生かし、2021年のデザイン決定に参画してもらう計画だとしている。

 チームのカート・ジョンソン(Curt Johnson)会長は、「当クラブと価値観が非常に同調していることから、なおみはオーナーとして完璧にふさわしい」とコメントし、「ワールドクラスのプロ選手がそろった模範的かつ先駆的なチームが、グローバルな影響力を持つアイコンのサポートを受けることは、この競技とカレッジにとって画期的な瞬間だ」と歓迎した。

 有名人がNWSLのオーナーになるのはこれが初めてではない。

 2022年に新規参入するロサンゼルスのエンゼルシティFC(Angel City FC)の投資グループには、女子テニスのスター選手であるセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)をはじめ、ハリウッド女優のエヴァ・ロンゴリア(Eva Longoria)さん、ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)さん、ジェニファー・ガーナー(Jennifer Garner)さん、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)さん、元女子サッカー選手のミア・ハム(Mia Hamm)氏らが名を連ねている。(c)AFP