【1月28日 AFP】世界で最も活発な火山の一つ、インドネシアのムラピ山(Mount Merapi)が27日に噴火し、巨大な噴煙が火口から流れ出た。

 文化的中心地のジョクジャカルタ(Yogyakarta)近くに位置するムラピ山からは、高温の火山灰が1日で30回以上噴出された。地質総局(GA)によれば、山頂から3キロ離れた地点でも灰が確認された。

 当局は溶岩流の発生を懸念しており、住民には火口5キロ圏内に立ち入らないよう警告した。

 ここ数日間で赤熱した溶岩が噴火口から流れ出るのが確認されているが、警戒レベルは2番目に高いままとなっている。

 映像は27日撮影・提供。(c)AFP