【1月28日 AFP】新型コロナウイルスによる世界の1日当たりの死者数が26日、1万8000人を超え、過去最多となった。

 変異株の感染が拡大する中、複数の国々はこれまでの対策が不十分だった現実に直面し、新たな規制を導入したり、検討したりしている。欧州連合(EU)と英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)の間では、ワクチンをめぐる騒動が起きている。

 世界保健機関(WHO)によると、英国で最初に確認された従来株よりも感染力が強い変異株は、現在70の国と地域に広がっており、南アフリカで最初に確認された変異株は、31の国と地域で確認されている。

 2019年12月に中国で新型コロナの感染拡大が始まって以来、世界で1億人以上が感染し、約220万人が死亡した。世界の1日当たりの死者数は26日、計1万8109人が確認され、過去最多となった。(c)AFP/AFP bureaus