【1月28日 AFP】米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)のサラ・ハーシュランド(Sarah Hirshland)最高経営責任者(CEO)は27日、同国アスリートに対し東京五輪に向けて準備を進めるようメッセージを送り、同時に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で過去に例のない五輪になることを覚悟するよう求めた。

 同委員会のウェブサイトに選手へのメッセージを掲載したハーシュランドCEOは、7月23日の開会式までに状況が変わりうる中で、それに適応できる態勢を整え、犠牲を払えるようにするよう注意を促した。

「現時点でわれわれが期待しているのは五輪が開催されること」と記したハーシュランドCEOは、「われわれは皆コミュニティーの健康を守るために、継続的な犠牲と適応を求められることになり、過去のどの五輪とも見た目も感覚も異なるものになるだろう」と述べた。

「今後の数週間でもっと多くのことが分かる。USOPCとNGB(国内の統括団体)は、不測の事態による影響を最小化するため最大限の努力を続け、チームUSAのアスリート全員がそれぞれの夢をかなえられるよう、可能な限り懸念要素を排除しつつ、最高の機会を提供する」 (c)AFP